高齢者の方が亡くなった時によく使われるものに、心不全があります。
本来は病名でありませんが、心臓の働きがなんらかの要因で止まることでこの心不全が言われるのです。
この心不全には、急性心不全と慢性心不全の2つが言われます。
心筋梗塞や過度のストレスが溜まることで起こるのが急性心不全と言われるもので、かなり前から状態が続くものを慢性心不全と呼んでいます。
慢性だからと言って決して安心出来るものではなく、症状が悪くなるたびに入院が必要になり、更には急性心不全へと移る場合もあるのです。
高齢者に多いことから体力低下が考えられ、症状も徐々に悪化する傾向にあると知っておくべきです。
心臓の働きが悪くなることは、心臓から血液を送り出す機能が悪くなっていると言うことになります。
そのため体内の臓器へ血液が行き渡ることが出来なくなってしまうのです。
呼吸困難とか息切れ、足へのむくみなどは顕著になって来ると危険信号が灯っています。
早めの診断が良いことで、回復への近道にもなるでしょう。